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国際連盟脱退の気迫を認識せよ!

 


一、国際連盟脱退の歴史的意義


三月二十七日。
今から六十七年前の昭和八年(一九三三年)のこの日、わが国は当時唯一の世界機関であった国際連盟を正式に脱退した。これに先立つ二月二十四日、ジュネーブの連盟総会で松岡洋右全権が「サヨナラ演説」を行なったことは数多の知るところである。すでに五大常任理事国の一員で世界有数の軍事大国日本が連盟脱退の利点はないと考える全世界はまさに言葉を失った!
わが国が連盟脱退に至る直接的原因について後世の歴史書は次の通り描く。即ち、日本の支那政策を「侵略」としたリットン報告に基づく、連盟の対日非難決議際採択に憤った末のものと!
何をぬかすか!東亞侵略を目論む欧米列強が狙うのは大陸支那であり、そこに立ちはだかるのは、旭日の如く勢いで強力国家となった日本の存在であった。一八九五年日清戦勝でアジアの盟主の地位を確立、十年後の一九〇五年日露戦勝で、最大最強の東亞侵略主義者ロシアを粉砕したわが日本は、遂にこの瞬間から白人帝国主義者と真正面から対峙することとなったのだ!
白人帝国主義者はこの為に、日支同胞を相戦わせるがため次々と支那に傀儡勢力を構築し武器を公然と流したのであった。
そもそもアヘン戦争を引き起こし支那没落の要因をつくった英国。日露戦争直後、満州の利権を搾取せんとした鉄道王ハリマンの米国。そして支那ぬきで支那分割を取り決めたワシントン会議・九カ国条約(機会均等・門戸開放)。支那人にとって怨念の存在である筈のこれら白人列強が、何を目的に日本を非難し支那を支援しようというのか!馬鹿でも分かりきったことではないか!そして英人リットン卿を団長とする満州事変調査団によってもたらされた日本悪玉論は、当初から予定されていたと言わねばならない。
もっとも、この対日非難決議も常任理事国日本に対してはささやかなアピール以外のなにものでもなく、日本は昂然と国際的特権を保持し続けるのが当然の時代にあって、何故あえて世界の孤児となるべき道をとったのか。時代感覚欠如のマニア歴史学者は、連盟を当時の平和機関と思いこみ、脱退が戦争への入口であると喧伝する始末。
連盟は平和機関でな断じてなく、その構成する有力メンバーは日本以外は須らく、世界中で侵略の限りを尽くしてきた白人帝国主義者であることを忘れてはならない!(米国は正式には参加していないが、しかしオブザーバーとして堂々と口をはさむ、義務を負わぬ権利のみの主張者であった)。これに対して唯一有色人種の代表としてわが国が一九三三年、人種差別撤廃決議を提議するや、口では平和人権をうたっていた英米が激しく反発し、圧倒的多数の賛成で決議されたと思いきや、急遽、全会一致でなければ成立せずとする白人列強の横車によって傲慢にも葬り去られたという事実をはっきりと認識しなくてはならない。まさに世界秩序は全世界の為にあるのではなく、白人列強の世界分割を促進させるためのものであり国際連盟なるものは、これら人種差別者=白人帝国主義者の主導の世界秩序維持機関に過ぎなかったのである!
当然ながらこの世界秩序は植民アジア・アフリカの非人道的殺戮と貧困、苦難の上に初めて成り立つものであったことは明々白々であった。このような見地から見れば、わが国は当然に白人帝国主義者とは立場をまったく異にするのだ!わが国の生命線であるアジアの安定と平和こそが日本の発展に繋がるのであり、アジアの混乱と分割侵略を目論ろむ白人列強とはまごうことなく一線を画するのは至極当然の選択であったのだ!

 


二、対白人覇権打倒が日本の使命


そうだ!東洋の光輝・英雄日本は白人列強の侵略の側に立つものでは断じてなく、この非道白人に対決、これを断固駆逐する世界史的使命を帯びていることを一時も忘れてはならないのだ!
その意味でも、東亞の英雄として、白人側の特権をかなぐり捨て、アジアの危機に対処すべく、白人の世界秩序と訣別し、東亞新秩序の建設に邁進したのは、まさにわが民族の天命に他ならない! 白人帝国主義者の東亞侵略と日本撃滅は、世界征服計画の当然の予定行動であり、わが国が如何に平和裏に妥協を試みようとしても、結局は白人列強の戦争準備を利するだけに他ならない!その後の歴史は史実を忠実に鑑みれば明確に理解できる通りであろう。
国内的においては、わが国が第一次世界大戦でアングロサクソン側に立ったことにより英米協調路線が幅を利かせ、大正デモクラシーの欺瞞が国内に吹き荒れた。「デモクラシー」「平和軍縮」という空虚なスローガンの下、英米のエログロナンセンスが精神的堕胎を蔓延させ、「危機意識」も「危機管理」も刹那的享楽の中に埋没していったのだ!国体破壊を目論むロシアの第五列「日本共産党」がロシアの司令の下、繁殖の種を落としたのもこの大正デモクラシー期であったことを忘れてはならない。
他方、国際に目を転ずれば、遅れてきた侵略者米国が遂に、一九二一年ワシントン会議において、支那分割ゲームの参加資格を得ることに成功した。勢い、米国のアジア侵略に不可欠の対日戦争計画「オレンジ計画」の実行速度を速め、その前提として、大正デモクラシーで腑抜けにさせた日本に対し、一九二二年ワシントン軍縮、一九三〇年ロンドン軍縮で世界最強の日本海軍力を弱体化させることに成功した。
改めて言おう!
五百年間、世界各地で有色の同胞を次々と殺戮・奴隷化してきた白人にとって、アジア最後の牙城日本の大反撃は驚愕に値する!このように最後まで勇猛果敢に闘いぬいたわが父祖の英雄的戦闘は、白人をして驚愕せしめ、わが国こそが有色人種の英雄として強く刻み込まれ、いまや徹底的な対日封印こそがアジア・アフリカの支配の要諦であると認識せざるを得なくなったのだ。世界を相手にしても決起する!という英雄的剛毅!勇気!は、日本人であることに対する感動を覚えざるを得ない!
今や徹底的に侵略呼ばわりされ、いまだに大東亞戦争の憎悪が醸し出されるほど、実はその意図的に創作された憎悪の中に、大東亞戦争がそれほど偉大で有意義な戦争であったことがはっきりと読み取れるではないか!当時の世界的常識では考えられないことが、勇断され、実行されるのだ! それが新たな歴史を構築するのだ!

 


三、国連中心外交の自己矛盾


振り返って、現在。
対米屈服一辺倒の戦後デモクラシーに毒され、「国連中心外交」を展開している腰抜け外交は、日本人とての勇気も自尊心も持ち合わせていないのだ!これはもはや独立主権国家としての資格は全くなく、まさに植民地と化した島国がただ横たわっているだけに過ぎない。
一九四四年ダンバートン・オークスで締結された対日軍事同盟たる連合国(ユナイテッド・ネーション)が戦後に「国際連合」と故意に翻訳し直され、連合国の敵である日本が驚くなかれ「対日軍事同盟」に参加して喜んでいるのだ!これが実態である!何という極楽トンボか魂の抜けた奴隷か!いまや、国家の指針もアメリカの言いなりとなることに嬉々とし、「平和外交」「国連中心」「対米協調」という浮ついたスローガンを泡のように飛ばすだけで、ひたすらアメリカの為の世界秩序維持にせっせと下働きしている。自らの存在アピールをしないばかりか、わが民族が本来担っている世界史的使命=有色人種の復権と白人帝国主義の打倒を、もはや完全に忘却し、挙句は仇敵の風下に立ってこれに仕えるなどという屈辱的状態は、もはや断じて放置することは出来ない! 
いまや、わが国が最も欠落している「勇気」と「自尊心」を今一度取り戻し、世界という大舞台にたって大いにかき回さねばならない時代なのだ。文明的大転換期にあたる現今、暮れなずむ白人覇権を破壊一掃し、これにとってかわる偉大な東洋日本文明の敷衍をこのなう者は、わが国を置いて他にないのだ!
偉大な国家、偉大な民族。これは偉大な文明を備えた強力国家になって初めて実現できるのでだ!ゆえに、わが国は、欺瞞に満ちた対日軍事同盟=国連から速やかに脱退し、いざ、大アジア共同体を建設し、有色人種の偉大な同盟を構築すべく先頭に立たねばならない!その迫力!気迫こそが、民族を覚醒させるのだ!至純と行動の青年運動による、偉大な現状破壊こそ、栄光の道をもたらしてくれることは間違いないことである!

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