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英雄の条件


森垣委員長

私は右翼にも左翼にも保守にも革新にも入らないような超国家主義というものを望んでおり、運動の根源は「自覚」です。

世間一般的な現在進行形の政策や、北方領土や竹島・尖閣がどうだとかでなく、人間をどうやって動かすのかと大衆心理を理解せずして運動できないと思っているのです。つまり、いくら表面的な政策論争をしても誰も聞かないぞと。「言ってることは、確かに正しいが、でもその前に、お前はどうなんだ?」という話に繋がってしまう。

政治家はじめ、天下国家を論じた所で、その人間が本当に自分と社会を一体化しているかどうか。これが一番肝心で、彼等にとって今の戦後日本は日本がどうなろうとしたことじゃないわけです。なぜならば、今の社会は、他人の意見が自分の意見になるわけで、基本的に他人に頷いてもらうようなものを言うしかないようにできているのが今の戦後デモクラシーなんです。

例えば「愛国心でどうこう」と岸田や安倍がよく言うが、今の格差社会で誰が彼らのために命がかけられるかと思うでしょう?ということは、今の日本にとって不可欠なものは、己自身が何者か。と、しっかり理解していないと、はじまりません。

つまり、全部俺のものだ。世の中、俺のものだ。自分のものだったら愛するよね。そうして、愛国や世界を愛するになっていく。だから自分を知らない人が自分を愛することはできないし愛国もできない、人を愛することもできない。だから愛するためには自分自身を知らなきゃいけない。それが自信なり、力強さになるわけです。そして堂々たる発言に繋がっていく。

今の社会間違ってるのは自分が責任ある言葉を言わなくても、誰かが何とかしてくれるぞ。と甘い考えがあって、人間というのは他力本願だから、うまく騙されちゃった方が責任ないから。

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稲美編集長

何かの時、あいつに騙されたという逃げが。

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委員長

全体主義に限らず、今の社会や会社でもそうです。今の政党政治、自民党がダメだから民主党へ投票しました。でダメだったで、また自民に。と。そして徐々に「選挙制度ってどうなの」となっていく。

するとある時、力を持った人間が「議会なんてふざけんな」と、永田町に乱入し軍事クーデター起こせば、みんな賛成に回る。三大維新全部テロだったわけです。

アメリカにしても、人の土地に杭立てて、現地人虐殺で作った国であり、本当に正しいとかは別として、権力を握れば正しくなってしまうのならば権力持った人間が大胆なことをやれば従わざるを得なくなる。仮に徴兵制度ができたとしたら、反対していた者すら、喜んでいくようになる事でしょう。

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稲美

また朝日新聞あたりがまた盛り上げますよね。

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委員長

だから価値観を変えるためには、今の体制自体を変えていく必要あるが、みな怖がってやらない。特に政権を握っている者は、この腐った社会の中で、自分らが一番利益貪っているのだから、敢えて変える必要ないのですから。

だからクーデターや革命を起こす者は、どの社会においても困窮者から起こる。その中で、怒りに燃えた若い人間が暴力を肯定しないとなりません。だから今の社会は暴力やテロを否定する。なぜならば、怖いから否定する訳です。

「暴力を前面に出せば、ぎゃあぎゃあ言ってるやつは沈黙するわけよ」「鎮圧されれば殺される。勝てば大将なんだから、やるかやられるかのイチかバチかよ」このような所に若者の魅力を感じ、そこに行動の正義があり、例えば。「あんな素晴らしい人をなんで殺したのですか?」「いや、実は裏で裏金作って、女たらしてた悪い奴なんだ」と、歴史の常として、このような嘘が通じてしまう。

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稲美

つまり今の価値観は、根底から変わることによって変えられる。と。

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委員長

だから私はいつも日本が変われば世界が変わると言っているわけです。英雄や革命家は、ちょっと境遇が一般的でないところから現れる。ヒトラーの場合はオーストリア人。ナポレオンにしてもコルシカ出身。

 

稲美

外国人みたいなものですからね。

 

委員長

そのような環境が英雄を生み、織田信長や豊臣秀吉にしても、いわば成り上がり。為に戦後タブーに対する挑戦で、よりダイナミックで過激な、かっこよい若い人が必要なんです。

そのためにまず、自分を愛するためには自分のことをよく知らなくてはいけない。だけど自分のことを「完全」に知るって、これは無理なんだよね。それを前提に自分探しが人生。というより、一生かけて本気で自分を知ろうと思い戦う事です。

一方で自分の事すらも責任を取らないような人間とは付き合えない。だからうちは別に極左だろうが一生懸命邁進する覚悟を持って当たったら仲間ってわけじゃないけど付き合えます。

 

稲美

ルーズに陥りがちな、カネ・酒・女・時間など誘惑との戦いとも言えますね。

 

委員長

そう。やはり自分自身が何者なのかって、その場その場で常に結論を下しながら、また新しい問題を出していく、永遠の戦いです。

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