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崇高な異端児たれ

 

一、理性という名の臆病

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 戦後わが国は、西洋イデオロギーである「自由・平等・民主」といった愚にもならない言葉遊びに狂奔し、エリートと言われる連中がしたり顔をして我田引水の秩序やルールを構築してきた。
 戦争に代表されるあらゆる暴力は条件反射的に拒絶され、だれもが虚構とわかっているようなおざなりの平和でさえもこれを絶賛してきたのだ。さらには戦争暴力に繋がると思われる熱情・過激性・憎悪・躍動などは徹底的に排除され、諦め・妥協・調整・話し合いを唯一無二の手段として取り上げてきたのだ。すなわち、戦後日本では問題に立ち向かおうとする勇気や覇気は危険視され敬遠されてきた一方、危険を回避する臆病が理性の名の下で正当評価されるという極めて歪な実情を映し出してきたのである。
 そうだ! 臆病が支配する社会!
 与えられた「自由と平和」を何の疑問もなしに甘受すること。そしてこれを盲目的に念仏の如く唱えるものこそが、戦後日本の奔流となった。ゆえにこの言葉の定義や意味を問うことすら、いまやタブーとされているのだ。一切の疑問の余地すらもってはいけないことが戦後エリート社会に生きる暗黙の協定であるのだ!
 もはやそこには自己勝手気ままな「自由」があり「民主」「平和」がある。結局は私利私欲のための打算的自由・平等・平和・民主以外の何ものでもないことは明白である。
 現在の生活に不安と不満を抱きながらも、より安きものへの妥協の結果、臆病風に吹かれささやかな平和安住にしがみつき、奴らは馬鹿の一つ覚えのごとく口をそろえて言う。「戦後民主主義を守れ」と!それも自分で命をかけて民主主義を守るのかというと、そんなことは断じてなく、ただ変化をともなう勇気を持たないがゆえの現状維持思考以外のなにものでもないのだ。
 唾棄すべきは醜態だ!
 永田町から国民全員に至り、個人主義的利権追求が蔓延し、「人を見れば泥棒と思え」がまことしやかに流布されているのだ。経済的利権の前には信頼も友人もへったくれもないのである。学校教育からして他人を如何に蹴落とすかに重点がおかれ、最終的には「勝てば官軍」とうそぶき、弱者や他人への思慮を「馬鹿の呻き」として冷笑してきた。まさに、己の私利私欲のためならば、国家民族の名誉さえも外国に献上せんとする国賊的行為が横行するのだ。

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二、戦後エリートの実体

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このように、戦後デモクラシーという理性・常識を最も理解し、忠実に敗戦史観を受け入れてきた者、そしてその結果、戦勝国の傀儡としての代償として利権と地位名誉を餌付けされてきた者、それが戦後日本の為政者としての最低条件であったのだということを忘れてはならない!戦勝国・米国の世界支配秩序の一環として、有色人種の英雄日本を徹底的に衰退させるために実施され続けてきた対日奴隷化政策は、これら傀儡勢力の手によってせっせと国内に蔓延されてきた。即ち、日本に足しする軍事支配=日米安保条約、経済支配=自由主義経済、政治的支配=議会制政党政治、社会的支配=エログロナンセンスの図式を隠蔽させるために無条件に戦後デモクラシー賛美をおこなってきた。
 そうだ!このような奴隷政策を忠実に実行することを、戦後常識・理性としてきたのであり、その実行者を戦後日本のエリートとか一流と称しているだけではないか!こんな屈服主義者、腰抜けが支配してきたがゆえに、腐敗混迷をもたらしてきたことにほかならない。戦後腐敗のもたらしてきた元凶は、まさにこれら戦後の「エリート」ではないか!
 はっきり言おう。
 戦後デモクラシーにおけるエリートの条件は、第一に対外盲従主義者。第二に現状固執主義である。見てみよ!利権供与で問題となった野村・日興・山一・大和の四大証券。不正事件の第一勧銀。資金供与の松坂屋、三菱グループ、日立等。その他贈収賄の大蔵官僚、永田町の国会議員どもを。
 どいつもこいつも、現実の腐敗体制にどっぷりと巣くっているウジ虫どもにほかならないではないか!ぷんぷんと発する己の悪臭すら認識せず、常識と理性に名を借りたエゴイズムをのうのうと実施し、国益よりも私益を優先し、国家民族の栄光の歴史に泥を塗ろうとする民族の裏切り者を、そして戦後腐敗の醜悪を貪欲に食らって肥え太った私利私欲の亡者を成敗してくれる!

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三、白人コンプレックスを払拭せよ!

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 外には東南アジアの経済破綻、北鮮の暴発危機、米支による反日同盟化、日米経済摩擦激化。内には食糧自給化の壊滅、虚構の経済発展のつけによる倒産・失業者の激増。不法外国人流入による治安低下等の悪循環。更には物がないのに「信用」「思惑」「資金の転がし」でメシを食おうとする資本主義経済自体の抜本的欠陥により、金融恐慌そして平成恐慌の到来は必至である。
 近代、互いに対決するものとして位置づけられてきた資本主義と共産主義・社会主義は近代西洋価値観の経済イデオロギーである点では、まさに基本的同根であるのだ!もはや近代・西洋・キリスト教文明に毒され続けてきた現今世界において、「資本主義か、さもなくば共産主義か」などという西洋価値観内での二者択一しか与えられていないこと自体に、疑問を呈し激しい憤りを感じざるを得ないではないか。
 今、現世を覆っている近代西洋中心文明が音をたててきしみ傾いているのだ。たった二百年足らずの歴史しか持たぬ浅はかな西洋文明を金科玉条と崇める西洋ストーカーには、この時代のうねりも地殻変動の前兆もまったく理解できないであろう。人間万能を主張したデカルト、個人主義を謳歌するルソー、人工国家アメリカ成立のバックボーンとなったロック、三権分立のモンテスキュー等々の近代啓蒙思想を丸暗記し、さらには米国独立、フランス革命を絶賛し神聖視するデモクラシー信奉者には、これを白紙に戻し新たに創造する能力はないことは明白である。

四、崇高な異端児こそ、将来の英雄だ!

 何が起こってもおかしくない時代、狭隘な思考力しか持ち合わせないこれら白人コンプレックスのエリートどもに、時代の荒波を乗り越え国難を打開する能力も気迫もあるはずがないではないか!
 戦後デモクラシーに何の違和感も持たずに無為無策で安穏な日々を貪ってきた「昼アンドン」に、どうして命を賭した決断力や行動力を期待できようか。断じてできないのだ!偉大なロマンに邁進する青年日本の明日には、所詮、老いぼれで臆病なこれらエリートは不要である!
 混沌を打破し新文明闘争を切り開くべく新エリートの条件は、一に現状を徹底的に破壊せんとする勇気を持った者。第二に過激なまでの民族主義者でなければならない。
 激動の時代がいやが上でも殺到する現在、まったりとした世間から激しく異端児扱いされていることこそ、将来の激動の指導者たる最高の資格であることを肝に銘じよ!
 その非妥協をもった己の不屈の精神を称えよ!
 いざ、現在の社会において、理不尽な境遇におかれている真の勇者よ!現在の仕打ちを嘆く時間があれば、憎悪と怒りを持って己の牙を磨いておくがよいだろう。時代が青年の燃えたぎる血潮を呼んでいるのだ!
 より激しく、より純粋に、ダイナミックな青年運動が胎動するのだ!
 真の勇者に対し、動員の合図を告げる鐘の音が間もなく諸君の耳に届くであろう。わが『民族の意志』同盟による、世界を揺り動かす激しい新文明闘争の幕が切って落とされるのである!
 わが同盟に続け!わが褐色戦線・突撃隊とともに隊伍を組め!

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